飯田弥生美術館・ギャラリー開設のご挨拶
明治・大正から昭和にかけて活躍した岡田三郎助・中村研一画伯に師事し、その影響を受け継いだ飯田弥生の画業を後世に伝えるため、洋画のみならず、芸術を志す全てのアーティストへのメッセージとして飯田弥生の作品をお見せできる個人美術館として、故飯田弥生の住居跡にささやかなギャラリー美術館を2014年秋に開設いたしました。
これは、諸先生方、御協力をいただいた関係者の皆様のご理解とご厚意の賜物と心より感謝いたしております。
美術館に併設した展示ギャラリーでは、昨年、第一回 飯田弥生賞コンクールを主催し、油彩、日本画を中心に125点もの作品の展示を行うことができました。
ギャラリーのある建物の4Fにある美術館はかつてアトリエとして使用していた住居跡を改装して、絵画を鑑賞しながらお食事ができるような飯田弥生の作品を鑑賞できるギャラリーレストランとして、ご利用いただけます。
昨年秋に第一回飯田弥生賞コンクールを開催、洋画・日本画・水彩・版画など、約120点余りの作品を入選展示させていただきました。
これはひとえに、審査員の先生方、関係者の方々のご理解とご協力の賜物であったことと、感謝申し上げている次第でございます。本年も、秋に第二回コンクールを準備中ではございますが、飯田弥生賞コンクールが芸術を志す方々の励みとなりますよう心より願っております。
平成27年3月10日
飯田弥生美術館 館長
飯田孝弘【飯田弥生・次男、職歴:三菱商事勤務】